このたび Journal of Affective Disordersという医学雑誌に院長が共著の論文が掲載されました。広島大学の岡本教授、岡田准教授のグループが中心となって行っているfMRIを使ったうつ病の診断治療研究のプロトコールについての論文をすでにご紹介しましたが、このたびはその結果について詳しく説明されています。最近のfMRIを用いた画像研究でうつ病の発症に係る脳の部位が特定できるようになってきましたが、今回うつ病診断と脳内ネットワークマーカーと呼ばれるfMRI所見の関連性に再現性があることが証明されました。近い将来画像検査でうつ病と診断できるようになる可能性が更に高くなりました。現在広島大学病院や広島市内のいくつかのクリニックが協力してさらにデータの蓄積を行っております。今年の5月~7月に当院でもうつ病の患者さまにご協力をお願いして多くの患者さまにエントリーして頂き大変感謝しております。再び当院でご協力いただく患者様を募集することもありますので、その際はまたお知らせしたいと思います。うつ病の診断や治療にご興味のある方は院長、スタッフへお伝えください。業績についてのページからも是非ご覧ください。